校長の日記

校長の日記

テキスト

最終ページに、震えた文字が綴られている

 妖精が、あの子の妖精が現れた

 マルガレータ、これが君の導きなら
 許してくれたということだろうか?

 私が罪を償うことを

2月4日のテキスト

数日前の日記が綴られている

 もうすぐ、冬の嵐がやってくる

 川が満ちれば、君はまた
 姿を見せてくれるだろうか
 指輪の赤い光と共に

 そして、マルガレータ
 君に見てもらえるだろうか
 あの優しい子供たちを

10月31日

数日前の日記が綴られている

 子供たちのところに
 妖精がやってきたようだ

 きっと、あの子の妖精だろう

 ユーリヤが望んでいたように
 友達になれるとよいのだが

12月11日

最終ページに、震えた文字が綴られている

 君が川に身を投げてから
 もう随分と経った

 あれからユーリヤが命を亡くし
 そして今、子供たちもいなくなった

 すべて報いというのなら
 これ以上、罪を重ねたくはない

 マルガレータ、だからどうか
 君のそばに行かせておくれ

古い日記

震えた文字が綴られている

 アレクシスは死ぬ運命だった
 妖精になれれば、生きることができた

 なのになぜ、君が死ぬ必要がある?
 なのになぜ、指輪を持って
 川に沈む必要がある?
 
 教えておくれ、マルガレータ
 私が何を間違えたのか!

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校長の日記.txt · 最終更新: 2018/11/18 18:59 by 180.44.77.242

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